劇場版ジオウ感想

色々な感想が出てくる映画ですが、自分はなによりも「仮面ライダージオウ」の真の最終回としての面に胸を打たれました。

自分へのメモとしても、感じたことをほんの少しですが書き残します。

 

以下、映画フォーム周りで少しネタバレがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーマフォーム変身シーンにて背後で「オーマジオウの像が崩れる」ことについて2つの意味があるのでは?と考えました。


・オーマジオウの力の継承

最高最善の魔王と自身を称し、ソウゴを導くオーマジオウ。

その王としての志を理解し、他の平成ライダーと同様に継承した証。

 

 

 

・オーマジオウからの脱却

「あなたは最低最悪の魔王になる」「我が魔王」と色々な形はあれど他者から示される「オーマジオウ」という逃れられない固定イメージ。

「魔王になる運命を背負った常盤ソウゴというキャラクター」から、「王様になることを夢見、志した少年」という今を生きる1人の人間となった瞬間。

 

 

 

最初から魔王になると未来を決めつけられていた主人公が、誰に言われることもなく自分自身で望み目指していたことを思い出し、真に自分の人生を歩み始める最高の最終回だったと思います。